外科

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当院では去勢・避妊手術はもちろん、腫瘍摘出や日常的な骨折手術まで対応しております。
手術を行う前に「その疾患が手術適応なのか」「生体側のリスクはどうなのか」
「年齢や飼育環境を考えると手術した方が良いのだろうか」「費用はどれくらいかかるのか」など気になることは沢山あると思います。
また同じ疾患名でも、動物によって個体差や病気の進行状況は異なりますので、疑問があれば遠慮無くご相談下さい。
手術の流れは「手術について」をご覧下さい。

外科

外科について

身近な去勢手術・避妊手術に始まり、腫瘍や異物の摘出、機能再建術まで、集中モニター管理下にて幅広く行っています。
可能な限り身体に残らない糸を使用しています。

主な症例について

橈尺骨骨折(とうしゃっこつこっせつ)

橈骨および尺骨は前肢の主要な骨であり、小型犬では比較的脆弱であるため、わずかな衝撃でも骨折が起こることがあります。特にソファや階段からの落下、抱っこ中に暴れて転落するなど、日常的な事故が原因となるケースが少なくありません。骨折が起こると患肢を全く使えなくなったり、強い腫脹や疼痛を伴い、飼い主様がすぐに異常に気付くことが多い疾患です。

検査について

診断の基本となるのはX線検査で、骨折の位置、折れ方(横骨折、斜骨折、粉砕骨折など)、転位の有無を確認します。複雑な骨折や関節にかかる骨折の場合には、CT検査を併用することで評価ができ、治療計画の立案に有用です。また、骨折の程度によっては血液検査や全身状態の確認も行い、麻酔リスクを評価することが大切です。

治療方法

治療は基本的に外科的整復が中心で、プレートやスクリューによる内固定が標準的です。症例によってはピンやワイヤーを組み合わせ、骨の安定性を確保します。術後は骨癒合を促すために安静を徹底し、鎮痛薬による痛みのコントロールを行います。数週間ごとにX線で経過を確認し、骨癒合が進んでいるかを確認しながらリハビリを始めます。適切な治療と管理により、ほとんどの症例で良好な回復が期待できます。

パテラ(膝蓋骨脱臼)

膝蓋骨脱臼(パテラ)は、小型犬に非常に多い整形外科疾患のひとつです。膝のお皿が関節の溝(滑車溝)から外れてしまい、内側や外側にずれることで、歩行異常や疼痛を引き起こします。軽度では時折スキップするような歩き方をする程度ですが、重度になると常に脱臼した状態となり、正常な歩行が困難になります。放置すると関節の変形や靭帯への負担から二次的な関節炎を引き起こす可能性もあります。

検査について

触診によって膝蓋骨がどの程度動いてしまうかを確認し、グレード分類(Ⅰ〜Ⅳ)を行います。さらにX線検査で骨格の形態や関節の変化を把握し、治療方針を決定します。若齢時に診断されることが多いため、成長期に合わせた対応が必要になる場合もあります。

グレードの分類

脱臼の状態 膝蓋骨の戻り方
グレードⅠ 通常は正常位置にあるが、指で押すと脱臼する 自然に元の位置に戻る
グレードⅡ 自然に脱臼することがある 手で戻す必要があるが、比較的容易に戻せる
グレードⅢ 脱臼したままの状態が多い 手で戻せるが、すぐにまた外れる
グレードⅣ 常に脱臼しており、膝蓋骨自体や周りの骨の変形も伴う 手で戻すことができない

治療方法

軽度のグレードⅠやⅡでは、体重管理や大腿四頭筋の強化などの保存療法で症状の緩和が期待できることもあります。しかし、グレードが高い場合や症状が進行している場合には外科手術が必要です。手術では、膝蓋骨が正しい位置に収まるように滑車溝を深く形成し直したり、脛骨粗面を矯正して膝蓋骨にかかる力の方向を修正します。術後は一定期間の安静とリハビリを行い、関節の安定性を高めることで再発を防ぎます。早期に治療を行うことで、将来的な関節炎のリスクを軽減することが可能です。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、椎間板の一部が脊柱管内に飛び出して脊髄を圧迫し、神経症状を引き起こす疾患です。特にダックスフンドやフレンチブルドッグなどの軟骨異栄養犬種に多くみられます。症状は背部痛だけの軽度なものから、歩行困難や後肢麻痺、さらには排尿・排便障害にまで進行する重度なものまで幅広く、放置すると不可逆的な神経障害につながる可能性があります。

検査について

診断は神経学的検査で障害部位を推定したうえで、MRI検査を行うことで確定します。MRIでは椎間板の突出や脊髄への圧迫の程度を鮮明に確認できるため、外科治療が必要かどうかを判断するために不可欠です。必要に応じてCT検査を追加し、骨構造の評価を併用することもあります。

治療方法

症状が軽度であれば安静と薬物療法で改善が見込まれることもあります。ステロイドや消炎鎮痛薬を用いて炎症と痛みを抑え、神経症状の進行を防ぎます。しかし、歩行が困難な場合や排尿排便障害を伴う場合は、早期の外科手術が推奨されます。椎弓切除術や椎間板摘出術によって圧迫を取り除くことで、神経機能の回復を目指します。術後は安静管理だけでなく、リハビリや物理療法を取り入れることで回復を促し、再発予防のための生活管理指導も行います。

猫の尿管結石

猫の尿石症は下部尿路系に発生することが多いとされ、上部尿路系の発生は少ないものとされています。
しかし、当院では紹介症例や転院症例などを含め、遭遇する機会が非常に多いです。
尿管結石や尿石症は猫に限らず、発見が遅れてしまいがち・見過ごされがちな疾患です。

猫の尿管結石

検査について

血液検査にて腎数値上昇を認め、腹部レントゲンにて右の尿管、膀胱、尿道に十数個の結石を確認しました。
腹部エコー検査では、右腎盂拡張、右尿管拡張、膀胱粘膜の肥厚を認め、各所に結石を確認しました。
尿検査では、結晶、細菌ともに確認されませんでした。

治療方法

腎臓摘出も検討しましたが、細菌感染を疑う所見を認めなかったことから、単純に尿管切開し結石を除去しました。
膀胱、尿道内の結石を完全に取り除き、腹腔内洗浄後、閉腹しました。

診療はWEB予約を承っております

当院は、大阪市淀川区にある動物病院です。
病気に対して正しい診断、正しい治療を行い、慢心することなくいつまでも初心を忘れず、丁寧に見続けることを心がけています。
治療内容に見合った価格で、飼い主様からの信頼をいただく「あたりまえなこと」を実践しています。
動物の病気に関するお悩みを飼い主様と一緒に解決ができるように、真摯に対応いたします。まずはお気軽にご連絡ください。

病院名 淀川中央動物病院
院長 菅木 佑始
所在地 〒532-0002 
大阪市淀川区東三国6-12-6
電話番号 06-6398-7692
病院概要

診療時間

診療時間(予約優先性)
9:30〜12:30 /
お昼は手術時間になります
16:30〜18:30 / /

インターネットでのご相談もご利用可能です。

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